どうしてディベートを学びたいのか?

例会に初めていらした方々に、よく伺うのですが、

「論理的な思考を身につけたい。」

「他人に考えを伝えるのが苦手なので、説明がきちんとできるようにしたい。」

というのが代表的な答えです。

確かに両方ともディベートを難度も行うことで身に付く能力なのですが、私はディベートを行うことで身に付く最大の能力は”批判的思考力、クリティカル・シンキング(Critical Thinking)”だと思っています。

クリティカル・シンキングというのは、私なりに説明すると、

「物事を鵜呑みにせず、その真偽を厳しく吟味して判断すること、またはその能力」

と言えると思います。

ディベートをやることで、今まで、ニュースを聞いても、新聞を読んでも、「ほう、そうなんだ。」としか思っていなかったものが、「ん?ちょっと待てよ。どうしてそういうことになるんだ?」とか「いや、それはおかしいだろう。」と思えるようになります。

現在の世界は情報で溢れています。私が子どもの頃よりも、いや私が大学生だった頃と比べても現在巷に流れる、そして私たちがアクセス可能な情報は膨大です。これは主にインターネットの発達や携帯電話の普及によるものですが、私たちを取り巻く情報環境は、20年前とは大きく変わってしまいました。

情報が多いことは悪いことではないかも知れませんが、問題はその取り扱いです。情報の多さは、時に個人の判断を誤らせます。情報が多すぎて、どれを信じて良いのか、分からなくなってしまうのです。

このような環境の中で、私たちには、情報を正確に判断する能力、つまりクリティカル・シンキングが大変に重要になってくると思います。

ディベートを通じて、批判的思考力、クリティカル・シンキングを養おう。

これが「どうしてディベートをするのか」という問に対する、私のひとつの答えです。

ちょっと真面目すぎますね。(^_^;)

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